復活しました。

突然動かなくなってしまった相棒のMac。
ようやく落ち着きました。


軽く経過に触れておくと…

先月の初め〜半ば頃から
ちょ〜っとおかしいなぁ、と感じ始めていたとき、
最後にサイトを更新したのと同時ぐらいに
突然全ての動きがおかしくなり、起動すらままならない状況に。

いつかバックアップをちゃんと取ろう、取ろう、と思いつつ、
ずっと放置を続けていた相棒…
仕事にプライベートに、大切なデータがたくさん詰まったPCでした。

おかしくなってから、最低限大事なデータは、
Macをだましだまし、なんとか取り出すことができたのですが、
最後に残った膨大な写真データ。
容量22GB、枚数にして5,000枚以上の写真が
自分の力ではどうしても取り出せませんでした。

こうなって改めて実感したのですが、
写真って大事ですよね。
旅行、友人達の結婚式、同窓会、愛犬ハリーの日々、
羊毛作品の記録などなど…

仕事のデータは作り直せばいいけれど、
写真はもう2度と戻ってこない瞬間が切り取られたものだから。

もうお手上げなので、最後の駆け込み寺、
アップルストアへ持って行くことに。

ノートPCならもっと気軽に持って行けるのですが、
私のでっかいデスクトップPCを心斎橋まで連れて行くには車が必要。
なんせ自分で運転できない、立派なペーパーゴールドなもので…。

アップルストアにはGenius Barという、Apple製品の相談・修理窓口があります。
Appleユーザーなら、ジーニアスと呼ばれるアップル製品のプロに
何度でも無償で相談に乗ってもらえます。（修理が必要な場合は有償。）

実はここにお世話になるのは2回目。
前回はサードパーティ社製の増設メモリが故障して
起動できなくなったとき。

今回もあのときみたいに、
メモリを新しいのに差し替えれば済む程度だといいのだけど…

そう願いながら案内された今回の担当のジーニアスさん。
多分ね、あのメモリ故障のときに診てくれたお兄さんと同じ方だと思うのです。
前はその場で一瞬で問題が解決したので、お名前も覚えていなかったのですが、
髪型（もじゃもじゃパーマ）になんとなく見覚えがあるような…


さて、実際にその場で診てもらって、
写真データの取り出し＆初期化をお願いし、預けて帰ることに。
瀕死の状態のMacから写真データ（しかも膨大な量）を取り出すには、
通常のようにガサッとまるごとコピーすれば済む話ではなかったようです。
150コ程に別れたフォルダ毎に、
Macの機嫌をうかがいながら取り出すという、
多分ものすごい手間がかかり、難しい作業だったと思うのです。

そんなことオクビにも出さず、
とにかく気持ちよく、手際よく、的確に、スピーディーに、
全ての写真を取り出してくれたのです。
大事な写真たちを本当にありがとう、ジーニアスさん。

ここまで全て無償。
本当なら、ただシステムが異常なだけなら
これで初期化してデータを入れ直して終わりだったのですが、
Macの心臓であるHDがダメになっているとの診断が下り、修理が必要なことに。
新しいHD代と取り付け代で￥38,000程…
くぅ〜〜〜っ！！
かなりイタイけれど、想定していたよりはお安かったのと、
何より、大事なデータを守ってもらえたので満足です。

そして戻ってきたMac。さっそく家で立ち上げてみる。
2年前に購入したときのバージョン（10.5.0）に戻っているのかと思いきや、
中身がすべて最新（10.6.4）！！
ちなみに故障前まで使っていたOSは10.5.8。
10.5内でのアップグレードならまだしも、10.5→10.6。
ただでさえ手間をかけさせたのに、OSまで新しくしてもらって、
これ、無償でよかったの…？？

こちらが期待していた以上のことをやり遂げてくれたのでした。
100％ではなく、120％、期待に応える。
もじゃもじゃジーニアスさんはどこまでもプロでした。

Appleのジーニアスと呼ばれるプロフェッショナルの人たちは
仕事の腕も人間的にも、本当に優秀な方たちなんですね。
いっぱい見習いたい部分がありました。


あとは自分でいろいろソフトをインストールし直したり
設定をやり直したり。
そしてようやく私と相棒の日々に平穏が戻ってきたのでした♪